メンバー紹介

シゴトびと

一級建築士 市川由美子

田舎暮らしへの憧れ

大阪の設計事務所で働いていましたが、出産と育児を機にあこがれの田舎暮らしへの夢が膨らんでいきました。休みの日は家族で近畿各地を廻って田園風景の美しい集落を探していました。2003年の2月、大津市伊香立の町を通りがかり、丘陵地を登っている時、バックミラーに映った景色に「お父さん止めて!」と声を上げました。車を降りて振り返えると雪化粧した比良山のふもとに広がる田園風景。その風景を家族4人で眺めながら「ここに住みたい」と直感的に思いました。

必然の出会いでトントン拍子

大阪に帰り調べてみると、伊香立には以前、近江舞子で建設した家の施工をお願いした坂田工務店がありました。社長とは一度お会いしたことがあったので、伊香立に暮らしたいことを伝え、案内してもらうことに。地域のこと土地のこと、家のこと、親身になって教えてくれました。そして10月、空き家をが見つかりました。約束の日が待ち切れず、見に行ってみると瓦屋根で縁側のある古民家。思い描いていた通りの家に心は決まりました。

充実の新生活

少し痛みがあり中は新建材でリフォームされていたので屋根を直し、床を杉板に貼り替えて柿渋を塗り、壁も塗り直すなど、自然素材を使って手を入れました。引っ越したのは12月。あの日見た比良山の景色が一望できる家での暮らしのスタートです。まず最初は美しい景色に見とれながら集落内を歩きまわりました。庭でそり遊びや、子どもを連れて公園めぐりや、湖畔で水泳。庭にコンポストを作り生ごみを土に還したり、梅干をつけたり、畑で採れた玉ねぎを軒先につるしたり大阪にいたころには味わえなかった暮らしを満喫しました。

地域の設計士として

地元にも慣れ親しんだ頃、坂田工務店でプラン作りや安曇川の会の仕事をお手伝いをするようになりました。その流れで2005年3月、設計士として同工務店に就職。これまで9棟の家を設計させていただきました。湖西の魅力は山と湖の間に田畑が広がり、全体がエコビレッジ的で丁寧な暮らしが続けられているところ。地域に暮らす設計士として湖西で家を構えられる方に、自分たちが手をかけることによって心が満たされる暮らしを実現できる家を提案できたらと思います。

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